『資本論』講座東京協議会からの御挨拶

 協議会は、5年前に発足しました。目的は、「要綱」に掲げるように「科学的社会主義の学説と、その中心的古典である『資本論』を忠実・精確に学習し、その普及をはかること」です。この設立目的にそって、活動を展開してきました。

ウクライナ戦争の開始、日本の大軍拡・大増税の強行など、情勢は戦争か平和か、労働者のいのちと生活をどうまもり発展させるか、というたたかいの緊迫した局面にあります。このような時代にこそ、科学的社会主義の観点から原理・原則にたった分析と方針を提起し、学びたたかうことが極めて重要だと思います。

『資本論』をはじめ科学的社会主義の文献は、このような観点を指し示してくれる最高の理論的武器です。私たちは、『資本論』などの学習とその実践活動こそ、歴史を一歩一歩前に進める指針であると確信しています。

首都圏では、このような立場で『資本論』などの学習運動を展開しているところは、私たち「東京協議会」と関係する諸団体しかありません。その責任は重大だと自覚しています。協議会は、『資本論』の、第1巻、第2巻、第3巻、深掘り講座などを開講してきました。

コロナ禍など厳しい状況が続いていますが、各講座を成功させ、受講生を増やし「『資本論』講座東京協議会」を発展させていこうと決意しています。皆さんのご協力、ご参加をよろしくお願いいたします。

                              2023年3月 『資本論』講座東京協議会

最終回ー8月23日は開講いたします

東京資本論講座第3巻受講生のみなさま

直前のご連絡になってしまい申し訳ありません。当講座最終回を迎えます今月は、予定通り開催することと致します。ご無理のない範囲で、希望される方はご参加願います。欠席の方には無料でDVDを発送します。

 講座は通常通り行い16:30頃から簡単な修了式、3巻を終えての感想などを話し合う交流の場にしたいと考えております。今回はコロナの為、今までの数回やむなく欠席された方々も多いかとご推察申し上げます。修了式に参加されない方々からも3巻を終えての感想を後日お寄せいただけたら幸いでございます。

 今後も学びの場を次世代に継承してほしいとの貴重な感想も既にいただき、大いに励まされております。コロナ禍のもとでどのような形態の講座が可能なのか、皆様にまだ具体的な次回予定をお伝えすることができず心苦しい限りですが、宮川先生と相談の上、ご連絡を差し上げたいと思っております。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

第12回 第7篇 諸収入とその源泉

 ─(承前)第6篇:「地代」は、地主と資本家と労働者階級jの階級対立の物質的基礎。 究極のフェティシズム土地価格。価値法則の適用として「差額地代」、「絶対地代」。 第7篇:全3巻の総括。「経済学三位一体」説= “労働-労賃、資本-利子、土地-地代”の批判。地代に至る労働価値説の論証は《資本の搾取・収奪法則メカ》の科学的暴露だ─

8月23日(日)13時〜17時
秋葉原ダイビル12階 会議室D+E(前々回の地図と同じ会場です)

第11回の資料レジュメ持参、マスク着用願います。

東京資本論講座第3回運営委員会運営委員会