協議会は、5年前に発足しました。目的は、「要綱」に掲げるように「科学的社会主義の学説と、その中心的古典である『資本論』を忠実・精確に学習し、その普及をはかること」です。この設立目的にそって、活動を展開してきました。
ウクライナ戦争の開始、日本の大軍拡・大増税の強行など、情勢は戦争か平和か、労働者のいのちと生活をどうまもり発展させるか、というたたかいの緊迫した局面にあります。このような時代にこそ、科学的社会主義の観点から原理・原則にたった分析と方針を提起し、学びたたかうことが極めて重要だと思います。
『資本論』をはじめ科学的社会主義の文献は、このような観点を指し示してくれる最高の理論的武器です。私たちは、『資本論』などの学習とその実践活動こそ、歴史を一歩一歩前に進める指針であると確信しています。
首都圏では、このような立場で『資本論』などの学習運動を展開しているところは、私たち「東京協議会」と関係する諸団体しかありません。その責任は重大だと自覚しています。協議会は、『資本論』の、第1巻、第2巻、第3巻、深掘り講座などを開講してきました。
コロナ禍など厳しい状況が続いていますが、各講座を成功させ、受講生を増やし「『資本論』講座東京協議会」を発展させていこうと決意しています。皆さんのご協力、ご参加をよろしくお願いいたします。
2023年3月 『資本論』講座東京協議会