講師プロフィール

本講座の担当講師は、宮川彰先生です

 宮川彰先生は、科学的社会主義の最高峰である『資本論』研究の第一任者であり、戦後宮川実先生達によって始められた「労働者のための『資本論』学習運動」を継承して全国でご活躍中の熱血講師です。ご期待下さい!!



【プロフィール】Wikipedia(インターネット上の辞書といわれる)に掲載されているものを編集し手入れしてご紹介しておきます。

宮川 彰(みやかわ あきら、1948年生れ)は、日本の経済学者。愛知県出身。

【略歴】
東京都立大学経済学部教授、首都大学東京経営学系教授を歴任し、2013年4月から首都大学東京名誉教授。専門は理論経済学、マルクス経済学など。国際マルクス=エンゲルス財団の協力による、新MEGA(「新マルクス=エンゲルス全集」Zweite Marx-Engels-Gesamtausgabe)第2部関連諸巻の編集に携わる。所属学会は経済理論学会、マルクス・エンゲルス研究者の会。経済学博士(東京大学、理論経済学)

【学歴】
・1972年3月 東京大学経済学部卒業
・1979年3月 東京大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士。

【主な役職】
・中央大学大学院経済学研究科兼任講師
・神奈川・湘南学習会議会長、鎌倉逗子学習会議顧問
・中国社会科学院客員研究員、中国中央編訳局客員研究員
・東京、さいたま、名古屋、宇都宮の各地で資本論講座講師を歴任

【研究】
・再生産論の基礎構造、マルクス『資本論』の理論形成史
・ドイツ統一と転換過程

【論文】
・「スミスの<ドグマ>について─「分解」手法の意義とその批判」、『経済学研究』東京大学、1978年
・「拡大再生産における固定資本の補填─「追加固定資本」再検討の一視点」、『経済理論学会年報』経済理論学会、1981年
・「ケインズ『有効需要の原理』を吟味する」(上) (下)、『経済』第273 号/第274号、1987年1月号/2月号
・「『商品生産の所有法則』の資本主義的領有法則への転換」、『マルクス・エンゲルス・マルクス主義研究』八朔社、1991年
・ギュンター・ネツォルト「転換と統一 ─東ドイツにおける諸問題と展望」(翻訳・解説)、『土地制度史学』土地制度史学会、1993年
・「労働価値論と現代の『転形問題』」(上)(下)、『経済』第3号/第4号、1996年1月/2月
・「スウィージーの恐慌論」、『資本論体系』(富塚良三・吉原泰助編)、有斐閣、1998年
・「もう一つの『資本論』ルネッサンス─第2部と第3部との矛盾、または労働価値論の常識を疑う」、『季論21』第5号、 2009年7月
・「『資本論』第2部について─スミス・ドグマ批判によるマルクス再生産論の形成」、経済理論学会編『季刊 経済理論』第51巻第2号、2014年7月
・「封建遺制の『残滓』か半封建的『構造』か─『日本資本主義発達史講座』における野呂と山田の協働のひとコマ」、『治安維持法と現代』第36号、2018年秋季号

【著書】
・『マルクスの現代的探究 : メガの継続のために』(共編著)八朔社、1992年6月
・『再生産論の基礎構造 : 理論発展史的接近』八朔社、1993年10月
・『新MEGA第2部』(共編著)八朔社、1999年7月
・『「資本論」第2・3巻を読む. 上・下』学習の友社 、2001年11月
・『「資本論」第1巻を学ぶ : 宮川彰講義録』ほっとブックス新栄、2006年2月
・『「資本論」で読み解く現代の貧富の格差 : 宮川彰「資本論」集中講座講義録』ほっとブックス新栄、2006年11月
・『「学説史」から始める経済学 : 剰余価値とは何か』(共編著)八朔社、2009年5月
・『学びたいあなたのための「資本論」Q&A 222問 : 宮川彰「資本論」講座Q&A』ほっとブックス新栄 、2009年10月
・『資本論講座第2・3巻講義要綱』ほっとブックス新栄、2010年2月
・『マルクスで読み解く労働とはなにか資本とはなにか』ほっとブックス新栄、2010年
・『放射能汚染どう対処するか』(共著)花伝社、2011年6月
・『「資本論」で新自由主義的俗見を斬る─資本論学習への誘い─』ほっとブックス新栄、2018年4月

【訳書】
・ハンス・モドロウ『ドイツ、統一された祖国 : 旧東独首相モドロウ回想録』八朔社、1994年6月。
・カール・マルクス『「経済学批判」への序言・序説』新日本出版社、2001年12月。